保育園で取り組んでいる、冬のウイルス対策例【今週のぽとふ・寺尾中】
こんにちは、ぽとふ寺尾中園の中崎です。
寒さも少しずつ厳しくなり、本格的な冬の訪れが感じられる頃になりました。
新型コロナウイルスだけでなくインフルエンザを始め、冬シーズンに流行しやすい感染症対策として、保育園では消毒に今まで以上に配慮して取り組んでいます。
保育園ごとで消毒方法は異なると思いますので、今回は、ぽとふ寺尾中で取り組んでいるウイルス対策を中心にお伝えしたいと思います。
ウイルス対策における消毒の重要性
新型コロナウイルスの影響を受け、ますます消毒が重要になりました。
今まではピューラックスを一定の濃度に薄めて浸した布で拭き、水拭きか、空拭きの二度拭きをする方法で消毒を行っていましたが、今年のコロナ禍の中で現在はコロナウイルスに有効で残留性もないとされている次亜塩素酸水を薄めたものを使用しています。
子どもたちへは手洗いの大切さを伝える
子どもたちの生活習慣として定着するように、手洗いの大切さを普段から伝えるようにしています。
お父さん・お母さんといらっしゃる登園時には、まずせっけんで手を洗ってもらいます。手洗いの徹底は、一年中大切にしていることです。
登園時以外にも外遊びから帰ってきた時、お手洗いや食事の前後など、生活のあらゆるタイミングで手洗いが習慣化するように取り組んでいます。
室内の乾燥・消毒対策
空気清浄機を使用して、空気を綺麗にしたり、湿度を保つことも、感染症対策には大切。
以前は室内の乾燥を防ぐために、水で濡らしたバスタオルを室内に干していましたが、あまり見映えがよくないので、最近では霧吹きで空中に水を噴霧するようにしています。
棚やドアノブなど、子どもたちの手に触れる位置は、次亜塩素酸を薄めたものを吹きかけて、定期的に消毒しています。
室内のすべての壁は、1日1回消毒。子どもたちが触れた回数が多いであろうドアノブなどは、職員が帰宅する前にも消毒をおこないます。
特に0歳児は、はいはいをするので、床面も徹底して綺麗にするように心がけています。
食事や制作で使うテーブルと椅子は、使用前後で消毒しています。
一週間に一度、子どもたちがいない土曜日の朝は、テーブルの脚裏や天板の裏なども消毒を行い、徹底するようにしています。
室内の消毒は日頃から取り組んでいますが、コロナウイルスの影響で、より感染予防の意識が高まっています。
おもちゃの消毒の大切さ
子どもたちは遊びの天才です。
たとえ毎日同じおもちゃでも全く違う遊び方、楽しみ方をします。
おもちゃは、さまざまな子どもが触れることから、たくさんの菌が付着しています。
安心安全に遊べるようにするには、こまめに消毒を行う必要があります。
0歳児はおもちゃを口に含んでしまうため、特に入念に消毒を行っています。
おもちゃの消毒の方法
- 布おもちゃや木のおもちゃ、プラスチック製のおもちゃなど、種類によって消毒方法を変えています。
- ぬいぐるみなど布製のものは、次亜塩素酸水をスプレーして日々消毒し、週末に洗濯して日光消毒を行っています。
- 木やプラスチック製のおもちゃは、次亜塩素酸水を含ませた布で拭いて消毒しています。
おもちゃの消毒は、子どもたちの午睡中に毎日実施しています。
またこどもたちが退園する夕方に、その日に使ったおもちゃの消毒をおこなっています。
まとめ
効果のある消毒方法は日々情報がアップデートされます。
これからも子どもたちがより安心、安全におもちゃ遊びが楽しめるよう、日々情報収集に努めたいと思います。
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