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病児保育は他の病気をうつされる?利用者の声や代替案も紹介

子どもが病気の時に頼れる病児保育ですが、「他の病気をうつされるのでは?」という不安を抱える方も多いのではないでしょうか。実は、病児保育施設では適切な感染症対策が行われており、特別に感染リスクが高いわけではありません。

本記事では、実際の利用者の声を交えながら、安心して利用するためのポイントをご紹介します。

病児保育は他の病気をうつされる?

病気のお子さんを病児保育に預けることを考えた時、多くの保護者が「他の病気がうつるのではないか」という不安を感じます。

実際の利用者からは、感染対策が充実しているという声と、利用後に別の症状が出たという声の両方が聞かれます。それぞれの体験談を詳しく見ていきましょう。

「うつされない」という声

他の病気をうつされる?
私が1番気になったのはこれでした。

私の利用する施設では、隔離の必要な病気の場合は隔離室が用意されており、その辺りの配慮はかなり万全を期しているようです。我が子たち、3人合わせてのべ40日くらいは利用していますが、一度も他の病気をもらってきたことはありません。

一度もです。

引用元:https://ameblo.jp/andomo18/entry-12436729209.html

「うつされた(かもしれない)」という声

一方で、「病児保育を利用した後に、別の症状が出た」という体験談も確かにあります。

ただし、これらのケースでは、それ以前の保育園利用時や小児科受診時にすでに感染していた可能性も指摘されています。

症状の出現時期だけで感染経路を特定することは難しく、必ずしも病児保育で感染したとは言い切れない状況です。

【結論】病児保育が特別うつりやすいわけではない

【結論】病児保育が特別うつりやすいわけではない

病気のお子さんが集まる場所だからと心配になるのは当然ですが、実は病児保育施設では医師の診断書提出が必須です。病状に応じた管理体制が整備されているため、一般の保育園と比べても感染リスクが特別に高いわけではありません。むしろ、感染症対策の専門知識を持つスタッフによる適切な管理が行われているのです。

具体的な内容は以下の通りです。

1. 医師による診断書の提出が必須

  • 受け入れ時に病名や症状が明確
  • 適切な対応が可能
  • 感染症の種類に応じた隔離などの措置を実施

2. 専門スタッフによる管理体制

  • 看護師が常駐
  • 感染症対策の知識が豊富
  • 子どもの体調変化にすぐに対応可能

3. 一般の保育園との比較

  • 病児保育:症状のある子どもを適切に管理
  • 一般の保育園:潜伏期の子どもが気付かずに登園している可能性も

このように万全の体制で病気の子どもを保育するのが病児保育施設の特徴です。

知っておきたい病児保育のこと

病児保育では、実際の受け入れ基準や1日の過ごし方はどうなっているのでしょうか。医師の診断に基づく管理体制や、専門スタッフによるケアの実態を見ていきましょう。

利用できる病名と症状

施設によって受け入れ基準は異なりますが、一般的な例として以下のような基準があります。

<受け入れ可能な症状例>

  • 37.5度までの発熱
  • 軽い風邪症状(咳、鼻水)
  • 下痢、嘔吐(軽症)
  • 扁桃腺炎
  • 気管支炎(軽症)

<受け入れできない症状例>

  • 新型コロナウイルス感染症
  • 麻疹(はしか)
  • 38度以上の高熱
  • インフルエンザ(施設により判断が異なる)

参考:病児保育室ぽとふ「綾瀬市病児保育事業診療情報提供書

病児保育での過ごし方

病児保育施設での生活は、ただ横になって過ごすだけではありません。体調に応じて、お絵かきやブロック遊びなどの静かな遊びを楽しんだり、絵本を読んだりして過ごします。

一般的な1日の流れを見てみましょう。

<1日のスケジュール>

  • 8:00 受け入れ開始、健康チェック
  • 9:00 朝の検温、水分補給
  • 10:00 体調に応じた室内遊び
  • 12:00 昼食/与薬
  • 13:00 午睡
  • 15:00 おやつ/検温
  • 16:00~ お迎えまで静かに過ごす

このように、看護師と保育士が連携しながらお子さんの体調を丁寧に観察し、1日を通して安全に過ごせるようサポートしています。預け先がない場合でも安心してお子さんを預けることができます。

病児保育利用の流れ

病児保育利用の流れ

お子さんの体調が悪くなった時に慌てないよう、病児保育の利用手順については事前に把握しておくことが重要です。ここでは、事前登録から実際の利用までの一般的な流れをご紹介します。なお、受け入れ基準や手続きの詳細は施設によって異なりますので、利用を検討されている施設に必ずご確認ください。

事前登録

円滑な利用のために、必ず事前登録を済ませましょう。登録に必要な情報は以下のとおりです。

  • 保護者の基本情報(氏名、住所、勤務先)
  • お子さんの病歴
  • 予防接種履歴
  • アレルギーの有無
  • かかりつけ医情報

実際に病気になってからでは登録が間に合わないことも多いため、保育園入園決定時に登録することをお勧めします。

診察

診療情報提供書の取得手順は以下のとおりです。

  1. かかりつけ医または病児保育室の医師による診察を受ける
  2. 専用の診療情報提供書への記入を依頼する
  3. 必要に応じて記入料の支払い(医療機関により異なる場合あり)をする

予約

予約方法についても、事前に確認しておきましょう。

  • 原則として前日までに予約をする
  • 空き状況により当日受け入れも可能な場合があるので問い合わせる
  • 流行時期は予約が取りにくい傾向にあるため問い合わせを行う
  • キャンセル待ち対応もあるのか、確認する
  • 回復時のキャンセル連絡は忘れずに入れる

入室

入室時に必要になるものはおおむね下記の通りです。利用施設に必ず確認しましょう。

  • 診療情報提供書
  • 保育に必要な持ち物
  • 利用料金(当日現金支払いが一般的)

病児保育でうつされるのが心配なら、シッターの利用も検討する

感染リスクを極力避けたい場合は、訪問型シッターサービスという選択肢もあります。

以下にサービス利用のメリットとデメリットをまとめました。

<シッターサービスのメリット>

  • 他の子どもとの接触がなく、感染リスクを最小限に抑えられる
  • 慣れた自宅環境での療養が可能
  • 予約の取りやすさ
  • きょうだいの同時保育も可能

<シッターサービスのデメリット>

  • 高額な費用(1時間2,000円程度+入会金)
  • シッターの資格や経験にばらつきがある
  • 緊急時の医療対応に制限がある

綾瀬市周辺の病児保育なら「病児保育室ぽとふ」

ここまで、病児保育の感染対策や利用方法について詳しくご紹介してきましたが、綾瀬市周辺にお住まいの方におすすめなのが、「病児保育室ぽとふ」です。

ぽとふ保育園が運営する病児保育室では、看護師と保育士が常駐し、お子さんの体調に合わせたきめ細かなケアを提供しています。

対象は満1歳以上から小学6年生までのお子さんで、近隣市町村にお住まいの方も相互利用が可能です。利用時間は平日の8:30~17:15(祝日、振替休日、年末年始を除く)で、延長保育にも対応。

利用料金は2,000円/日(別途、食事代600円、おやつ代200円)と、働く保護者の方々にも利用しやすい料金設定となっています。

定員は1日3名で、感染症の種類や症状に応じて適切な保育環境を整えています。事前の登録や予約方法など、詳しい利用方法についてはお気軽にお問い合わせください。

安心できる病児保育室をお探しの方は、ぜひ「病児保育室ぽとふ」の利用をご検討ください。

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