感覚遊び楽しいよ!【今週のぽとふ・平塚】
こんにちは。
ぽとふ平塚保育園の石塚です。
今日は、平塚園の子どもたちが実際遊んでいる「感覚遊び」を紹介したいと思います。
「感覚遊びってなあに?」
・感触を楽しむ遊び
ドロドロ、べたべた、さらさら、ふんわり、冷たいなど、自分の手や足でその感触を実際触ってみて知ることは、物事を認知するうえでとても大切だと言われています。
おとなは見るだけで「べたべたしている」「さらっとしている」と分かりますが、そういった感触はこの時期に探索をしていろいろなものを触れることで、脳に記憶されていきます。
手は第2の脳、足は第2の心臓とも言われていますので、楽しい遊びの中で、たくさん経験してほしいと思います。
・感覚を楽しむ遊び
スカーフのカーテンや、パラバルーンなどを目で見て動きを感じたり、さわったりする遊びです。
楽しい遊びのなかで、いろいろな感覚を感じてほしいです。
今年の夏、たくさん遊びました。
・みんな大好き水遊び
初めは泣いていた子も少しずつ慣れて、顔や体に水がかかっても泣かなくなり、最後には笑顔いっぱいに。水鉄砲も上手になりました。
水はすくったりバシャバシャしたり、流れているところをみたりと、子どもたちそれぞれの遊びを見つけることが出来る素材です。満足するまで遊びこんでほしいですね。
・触ってみよう「すいか」
おやつのすいかを触ってみました。
大きくて丸い、緑と黒の色にも驚き、慎重に見て、触ってみる子どもたち。「これ何?」の知的好奇心をくすぐります。
・粘土遊び、小麦粉粘土遊び
粘土遊びは、引っ張る、押す、のばす、ちぎるなど、子どもたちがやりたいと思う動作で遊ぶことができます。
中でも小麦粉粘土は、柔らかくて1歳児2歳児には遊びやすい粘土です。食紅で色を付けると楽しいですよね。
カップに出し入れしたりフォークでつついたり、へびをつくったりして遊びます。
・新聞紙遊び
新聞紙は、ちぎる音を聞いたりくしゃくしゃにしたり、ひらひらと舞う紙を見たり楽しみ方は無限大です。その後のお片づけも楽しみます。
ビニール袋に入れてボールにしたり、くるくる巻きにして大きなボールにしたりします。
・絵の具遊び、氷遊び
指に絵の具を付けてフィンガーペインティング、色水を凍らせてお絵描きもしました。
指に絵の具が付くことが苦手な子は、先生の指につけて、先生の腕を動かしているうちに自分でもやりたくなっていました。
・スライム遊び、寒天遊び、片栗粉遊び
いろいろな感触、色があります。はじめは、初めて見るドロッとした物がわからなくて遊べない子も、繰り返すうちに楽しくなってきます。
いつものスライムにシェービングクリームを入れるだけで、触り心地の違うスライムが作れますよ。
・パラバルーン、オーガンジースカーフ遊び
室内では、カラフルなスカーフでカーテンを作ってくぐったり、繋げたり、パラバルーンでいろいろな動きが体験できます。
動画にあるように、戸外で遊ぶと楽しさ倍増!みんなの笑顔が弾けて、テンションも上がります。
まとめ
感覚遊びは、よく知られている視覚、触覚、聴覚、臭覚の他にも、運動遊びの感覚である、スピード感覚、バランス感覚、コントロール感覚などもあります。
0歳1歳2歳の時期には、楽しい遊びの中でこのような感覚へのアプローチを深めることが大切と考えています。
たとえば、
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- 抱っこしてゆらゆらしてもらう(ゆらゆら感覚の体験)
- 滑り台を滑る(加速度を体感する)
- ブランコに乗ってこぐ(揺れる感覚)
- ボールを投げる(コントロール感覚)
- ジャンプで台の上から飛び降りる(筋肉のコントロール感覚)
などなど。平塚園では公園での遊びのほか、室内でサーキット遊びも実施しています。
感覚遊びは「ワクワクする、楽しい、やってみたい遊び」です。繰り返し遊んで、すくすく成長してほしいと願っています。
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