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小規模保育園は人気上昇中!利用者の口コミをもとに魅力を紹介

少人数保育、0~2歳の子どもを見てくれる小規模保育園。従来の保育園と異なり運営のハードルが下げられた形態であり、「最近よく見かける」と思う保護者も多いかもしれません。

しかし、比較的新しい形態の小規模保育園は実際のところどうなの?と疑問にも思いますよね。今回は利用者の口コミをもとに、小規模保育園を運営する弊社の視点からその魅力を解説します。0~2歳という大切な時期を過ごす子どものために、ご家庭に合う保育園を見つけましょう。

この記事は以下の方におすすめです▼

  • 0~2歳の子どもが通う保育園が見つからない方
  • 小規模保育園の口コミが知りたい方
  • 小規模保育園がいまいちよく分からない方

この記事では以下の情報が得られます▼

  • 小規模保育園へのリアルな口コミ
  • 小規模保育園の魅力と利用するための注意点
  • 小規模保育園を選ぶときのポイント

小規模保育園とは

小規模保育園とは

小規模保育園とは、原則0~2歳児を対象とした少人数で運営される保育園を指します。もともと0~2歳の待機児童を解消するために設定された保育園で、2015年4月に制定された「子ども・子育て支援新制度」により市区町村による認可事業となったことで開園の後押しとなり、一気に注目を集めています。

小規模保育園の特徴は、

  • 原則0~2歳の子どもが対象
  • 6人以上20人未満の子どもを預かる

この2点に集約できるでしょう。

従来の保育園よりも小さなスペース・規模で運営可能なため、これまで保育園がなかったビジネス街やビルの一画に設置されるなど、利便性に優れた立地にもよく見られます。保護者としては「目が離せない時期に少人数で保育が受けられ、さらに通わせやすい」というメリットがあります。

現在では2歳までの保育が基本ですが、2023年4月より全国の小規模保育園で対象年齢が引き上げられる通知がありました。徐々にではありますが、小規模保育園でも3歳以降の受け入れが始まりつつあります。

小規模保育園は人気がない?よくある誤解

小規模保育園は人気がない?よくある誤解

小規模保育園はこれまでの保育園とは異なり、新しい形態なので「よくわからない」という印象を持たれがちです。よく「保育園に落ちた人が仕方なく選ぶところ」「保育の質がそんなに良くなさそう」という意見も見られるため、ここからは今一度小規模保育園の誤解について紐解いてみましょう。

少人数なので社会性が育ちにくそう

少人数保育が特徴の小規模保育ですが「お友達の人数が少ないと子ども同士で刺激を受けられないのではないか」「社会性が育ちにくそう」というイメージを持つ方も少なくありません。保護者としては自分の子どもが、たくさんのお友達に囲まれて仲良く遊べる子に育ってほしいですよね。

確かに周りの子と協調し合うのは、集団生活を続けるためにも大切です。ただし、子どもの社会性の発達には段階があり、さらに誰しもが大人数で生活することに向いているとは限りません。

小規模保育園の0~2歳のころは、親や先生など周囲の大人との信頼を形成する時期。子どもも1人遊びが基本で、少人数保育でも問題はありません。むしろ、目の離せない時期だからこそ限られた人数の中での手厚いケアが必要です。

園庭がないので運動不足になりそう

小規模保育園の中には園庭がないところもありますが、そもそも0~2歳はそこまで運動量は多くありません。遊具やボール遊びなど、身体を動かす遊びや運動・体操は3歳以降の幼児期から始まります。

また、園庭のない小規模保育園でも近所の公園や施設などを利用する、お散歩に連れていくなど運動する機会は取り入れています。室内やベランダなどを利用してマット運動、水遊びを体験できる小規模保育園もあるため、気になる場合は事前に運動遊びの頻度ややり方を確認しておくとよいでしょう。

保育の質が低そう

よく勘違いされがちなポイントですが、小規模保育園も他の認可保育園と同様に「認可事業」です。認可保育園よりは開園のハードルが低いとはいえ、国の定めた厳しい基準をクリアしないと運営ができません。

さらに、小規模保育園は保育士の配置基準が従来の保育園よりも多く設定されています。

  • 認可保育園…乳児おおむね3人につき1人以上
  • 小規模保育園…一般的な保育所の保育士配置基準+1人、もしくは乳児おおむね3人につき1人以上

大きな保育園だと0~5歳と年齢のさまざまな子を担当しますが、小規模保育園は基本的に0~2歳の子どもに限られます。その分保育士は乳幼児向け保育に集中でき専門性が高いため、むしろ保育の質は確保されているといえます。

参考:厚生労働省 地域型保育事業の認可基準について

小規模保育園の5つの魅力

小規模保育園の実態を大方把握したところで、その魅力を5つのポイントにして解説します。実際に利用した方の口コミもあわせてご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

保育士の目が行き届く

園児が少ないことに加えて保育士の配置基準が多い小規模保育園は、先生の目が子どもたちに行き届きやすい傾向にあります。少人数であるためにひと部屋で保育することも多く、コンパクトな作りなので先生が子どもの異変にも気付きやすいでしょう。

ゆったりとした雰囲気

小規模保育園では0~2歳と年齢の近い子しか通っていないため、年齢が上の元気な子と関わることはありません。乳児の育児が基本のゆったりとした雰囲気です。

運動会などの大規模なイベントも、0~2歳の年齢に合わせて少なめ。保育士も行事の準備などに追われることが少ないため、大人にも子どもにも余裕があります。

個々の発達に合わせた保育

どうしても大人数の保育園では、「みんなで合わせてトイトレ」「みんなで合わせてお箸の練習」といったふうに、周りに合わせた保育になりがちです。0~2歳は毎日が成長の繰り返しで、トイレトレーニングや離乳食など個々の発達に合わせた育児が必要になります。

小規模保育園では一人ひとりの成長スピードに合った保育ができるため、より安心です。できないことを強要されたり急いで覚えたりしなくてもよいため、小さな子が過ごす環境としては適しています。

保護者と保育士のコミュニケーションがとりやすい

https://twitter.com/lafrancetkhs/status/1509557942269661184

保育園によって、毎日の子どもの過ごし方をどう保護者に伝えるのかは変わりますが、たくさんの人数がいる保育園だと保育士との関係も薄くなりがちです。小規模保育園では先生が毎回子どもの様子を詳しく教えてくれるという口コミも多く、まるで家庭の延長線上のような保育が受けられます。

0~2歳の育児では、保護者側も悩みごとが多いもの。成長のスピードや家庭でのトイレトレーニングの進め方などを、保育士に相談できる機会もたくさん用意されています。

感染症が流行りにくい

保育園に通うことになると、覚悟しないといけないのが子どもの体調不良です。流行病は特に保育園では蔓延しやすく、風邪をやっと治したらまた次の風邪を引いてしまうなど大変な思いをしやすいでしょう。

小規模保育園は人数が少ないため、感染症は大きな保育園と比べると流行しにくい特徴があります。もちろん風邪を引くことはゼロとは言い切れませんが、小さな子はちょっとした風邪でも悪化しやすいため、より安全な環境が作れるというのも小規模保育園の魅力のひとつです。

小規模保育園を利用する際の注意点

小規模保育園を利用する際の注意点

メリットがたくさんある小規模保育園。しかし、利用する場合にはいくつか注意するポイントがあります。

小規模保育園を選ぶときの基準にもなるため、一つずつチェックしていきましょう。

3歳以降の転園先を考えておく

0~2歳の受け入れが基本である小規模保育園では、多くの園で3歳以降の転園が必要になります。2023年から対応年齢の引き上げが始まったとはいえ、まだ3歳以降通える小規模保育園は少なく、ほとんどの場合で転園する必要があると考えておきましょう。

ただし、園によっては同系列の保育園や幼稚園に優先的に転園できる「連携施設」を持つところもあります。大きな保育園の3歳児クラスへの転園は空き枠が少ないことがほとんどであるため、あらかじめ3歳で他の施設に変わることを見越して、早めに準備しておきましょう。

設備が整っていない園もある

ご紹介したように、小規模保育園では必ずしも園庭やホール、プールなどの施設が必要ありません。中にはマンションの一室や都心のビルなどで開園することもあり、設備が整っていないところもあるでしょう。

こうした設備が足りない園では、外遊びに近所の公園を利用したりお散歩に連れていったりと代わりのカリキュラムを用意しています。設備に不安があれば、事前に「どのような形で補っているのか」を聞いておくと安心です。

保育の質が保育士のスキルに左右されやすい

大きい規模の園だと保育士が入れ替わりで子どもと関わるため、ある程度保育の質が平準化されます。小規模保育園では保育士の人数も少ないため、特定の保育士と密に関われるメリットがある一方で、その保育士のスキルに影響されやすいのも事実です。

この点は事前の見学や相談会で保護者が確認できるので、我が子と先生の相性もしっかりチェックしておきましょう。また、限られたスペースで運営される小規模保育園だからこそ、全体の保育士の雰囲気なども確認しておくと安心ですね。

見学で小規模保育園の人気の理由を確かめよう!

小規模保育園は新しい形態ではあるものの、認可保育園の仲間であり乳幼児期にぴったりの保育環境が整った場所です。3歳からの転園があるとはいえ、保護者にとって0~2歳の子を預ける大切な選択肢のひとつといえます。

なぜ今注目を集め人気があるのかは、見学すれば理由が理解できます。神奈川県伊勢原・海老名・本厚木・愛甲石田・大和・茅ヶ崎・辻堂・平塚・綾瀬・さがみ野・かしわ台で各施設を運営中の小規模保育園ぽとふでは、事前見学会を実施しています。実際に見て魅力を確かめてみてくださいね。

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