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命をいただくことへの感謝の心を学ぼう!どじょうの掴み取り体験【今週のぽとふ・上今泉】

みなさん、こんにちは!ぽとふ上今泉、園長の北村です。

じめじめとした日々が続き、気持ちも滅入りやすい季節ですね。
気持ちが暗くなりがちな季節でも、ぽとふ保育園の子どもたちは毎日元気!
子どもたちの元気パワーに負けないように、雨の日の室内活動を充実させたり、梅雨の時期だからこそできる遊びを計画したりと、みんなで楽しく毎日を過ごしています。

上今泉では昨年度から「どじょうのつかみ取り」をおこなっています。
研修に参加した保育士が「ぜひやってみたい!」と提案してくれたことがきっかけで、上今泉では食育の一環として取り入れました。

実は6月〜8月の夏季は、どじょうの旬の時期!
今回は栄養満点のどじょうの食育体験について紹介いたします。

先生インタビュー(ともみ先生)

どじょうのつかみ取りの事前準備

どじょうのつかみ取りをおこなうにあたって、ぽとふ保育園専属の管理栄養士である青木りか先生に、事前に相談をしました。

  • 1歳2歳の子どもたちがどじょうを食べても問題ないのか?
  • どじょうのアレルギーなどの心配は?
  • どじょうを美味しく食べられる調理の仕方は何か?

他にもどじょうのつかみ取りを、食育体験としておこなう準備をしました。

保育園の近くで食用のどじょうを販売している魚屋を探したり、調理の先生と当日の調理工程についての確認をします。
保育士たちとは、事前準備から当日の流れ、活動の狙いを話し合い準備を整えました。

食べる前から食育体験は始まっています!

ご家庭での会話のきっかけにしていただいたり、活動への興味意欲に繋げたいと思い、つかみ取り体験の前日から、どじょうを見ることができるように計画をたてました。

タライに水をはり、水道水のカルキ抜きをおこなうために一晩置きます。
翌日の午後には購入したどじょうを、タライに入れて玄関に設置。
どじょうは暑さに弱いので、水温が27℃以上にならないように十分気をつけます。

保育園の玄関にタライを設置したのは、お迎えに来られた保護者の方と一緒に、子どもたちにどじょうを見てもらうことが目的
子どもたちはみんな、興味津々な様子でタライをのぞきこんでいました。
「にょろにょろしているね」「おいしそうだね」「うわ〜・・・」などなど、いろいろな声が聞こえてきましたよ。

いよいよつかみ取り体験当日です!

活動の導入として、どじょうが登場する歌を歌ったり、容器に入れたどじょうを見せて話をしていると・・・
音楽に合わせてへんなおじさんが登場?!

どじょうすくいの格好をした、保育事業部のマネージャーからのサプライズでした(笑)

サプライズの後は、どじょうの観察です!
0歳児の赤ちゃんたちは、瓶の中で泳ぐどじょう観察を楽しみました。
1歳児、2歳児の子どもたちは、いよいよつかみ取りに挑戦!
最初は怖がって様子を見ていた子どもたちも、どじょうに触る保育士を真似て、おそるおそるタライの中に手を伸ばします。

少しずつ触りながら大丈夫なことがわかると、今度は勢いよく手を入れて、どじょうをつかんだり、触ったり・・・
つかんでもニュルニュルっと逃げていくどじょうに、子どもたちは大はしゃぎ!

昨年度は怖がってまったく触らなかったお子さんが、今年は何匹もつかんでいる姿を見て、成長を感じました。

いよいよ実食!

みんなで捕まえたどじょうはザルに入れて、調理の先生へ。
丁寧に下処理をして、おいしいどじょうの唐揚げを作ってくれました。

元気に生きて泳いでいたどじょうが、唐揚げになった姿を見せ、「命をいただく」ということの話を子どもたちにします。
子どもたちは真剣に耳を傾けて、話を聞いていました。

感謝の気持ちを込めて、しっかりと手を合わせていただきます!
調理の先生が二度揚げをしてくれたので、安心して骨までおいしく食べられます
子どもたちも喜んで食べており、「おかわり〜!」と大好評でした。

まとめ

私たち人間は、動物や魚の命をいただいて生きています。
食べ物が私たちの口に入るまでには、たくさんの人の努力と時間がかけられています。

ただ食べて終わりだけでなく、命と携わった人たちへ感謝できる心を育むきっかけになる食育体験を、これからも取り組んでまいりたいと思います。

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