鬼は外!福は内!ぽとふ伊勢原の節分【今週のぽとふ・伊勢原】
みなさんこんにちは!
ぽとふ伊勢原園、園長の斉藤です。
早いもので2022年もあっという間に1カ月が過ぎましたね!
寒い時期ではありますが、保育の中で季節感やこの時期ならではの楽しみを子ども達に感じてもらいたいと思っています。
そして、季節感を感じるうえで行事の役割は大きいです。
行事は生活に季節の節目を作り、日々の暮らしを彩るもの。
行事を行うことで節目の季節を感じながら、日々の保育に変化や厚みを持たせることで園での生活がより豊かになります。そんな思いから私たちは行事を大切にしています。
秋の行事「節分」
さて、2月の行事は節分があります。
節分の意味はご存じですか?節分とは「季節を分ける」節目の事。
「春分」「立夏」「立秋」「立冬」1年に4回あります。
旧暦では春から新しい年が始まったため、立春の前の春の節分は今の大みそかのような意味があり、大きな節目でした。
そこで節分といえば立春の前日の事を意味するようになりました。
そして、豆まきをし、鬼(邪気)を追い払います。
今回、伊勢原園での節分の行事のねらいは、「節分の行事に触れ、楽しむ」です。
節分を楽しもう!
ところで「鬼」というとぽとふの子どもたちにとっては怖いもの。
怖いという気持ちは心の深い部分に残るもので、そのあと安心して過ごすことは簡単ではありません。
また、恐怖心を伴うやり取りでは自尊感情を育むことは出来ません。
鬼の怖さを誇張したり、豆まきが怖いものとなってしまわないように、日本の伝統の行事を伝えていきたいと思っています。
伊勢原園では楽しい節分を行います。
怖くない雰囲気作りを
年が明けて少しした頃から、手遊びで鬼のパンツを歌ったり、鬼の絵本を読んだりして子どもたちが節分に興味が持てるようにしていきます。
また、制作で鬼のお面を作ったりして、行事に向けて子どもたちがワクワクするような雰囲気づくりをしていきます。
たくさんの鬼がぽとふ伊勢原に登場
当日もおやつを食べて、力をもりもり付けた後は鬼に変身です。
クラスごとにお面を着けたり、衣装を着ます。
鬼に変身した子供たちは強くなった気分!
体操をする姿も勇ましいです。
わがまま鬼、怒りんぼう鬼、やだやだ鬼、食べ物好き嫌い鬼・・。
みんなで自分の心の中の鬼を退治します。
「おにはそと!」「ふくわうち!」
伊勢原園の子どもたちには、本物の豆は誤嚥などの危険もあるので豆の代わりにカラーボールで鬼退治します。
最後はお腹をすかせた鬼にお豆を食べさせてあげるやさしい子供たちでした。
まとめ
節分は1年の厄を払い新しい年を健康に過ごすための大切な伝統行事で豆まきをして邪気を追い払います。
ぽとふ伊勢原では乳児期の子どもたちが楽しく行事に親しめるようにしています。
今年も節分の行事が無事に終わりました。
心の中の鬼が退治できた子供たちの心はまた少し成長したように思います!
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