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入園したばかりのお子さん、保護者をサポートする「慣らし保育」【今週のぽとふ・寺尾中】

皆さん、こんにちは。ぽとふ寺尾中園長の中崎です。
寒さの中にも少しずつ暖かさが感じられるようになりました。
園内は、子どもたちの元気な声と笑い声に溢れ、不思議と寒さを忘れてしまいます。

ぽとふ寺尾中では、2月、新たに園児が入園いたしました。
新たに入園した園児には、無理なく園生活に慣れていけるように慣らし保育期間を設けています。
今回は、慣らし保育についてご紹介します。

先生インタビュー(のりこ先生)

慣らし保育とは

慣らし保育とは、保育時間を短くし、通常保育の生活リズムに慣れてもらうための取り組みをいいます。
初めは数時間でのお預かりをし、少しずつ時間を伸ばしながら、徐々に通常保育と同じ時間でも保育園で過ごせるようにしていきます。

また、保護者の方が保育園へお子さんを預ける、ということに慣れていただくための準備期間でもあります。

慣らし保育の目的

保育園に入園することで、お子さんは今まで一緒に過ごしてきた大好きな家族と離れることになります。
保育園という未知の環境、見知らぬ同世代のお友だち・・・
初めての集団環境に身を置く子どもにとって、環境の変化によるストレスは大きいものです。
実際、入園したばかりのお子さんの中には、毎日登園してお母さんと離れ離れになると泣いてしまうお子さんもいます。

そんな子どものために、慣らし保育を実施しながら園生活に慣れていくことで、少しでもストレスを軽減させ、負担をなくそうというのが慣らし保育の目的です。

慣らし保育のメリット

保育園には同年代のお友だちがたくさん集まっています。
初めは見ず知らずのお友だちにびっくりしてしまうこともありますが、お友達が楽しく遊んでいる姿を見たり、声をかけてもらうことで、お友だちとの関わりも増え、集団生活に少しずつ慣れていくことができます
また、保育園には普段遊んだことのない玩具もあるので、新たな楽しみに気づくこともできます。

生活面では、保育園で過ごすための生活リズムが少しずつ整い始めます
登園する時間に起きることや、朝食をとることなど、集団生活で過ごしていくための練習ができます。
大好きなパパとママと離れて過ごす生活が始まりますが、家族以外の人との初めての触れ合いを楽しむための、大切な準備期間となります。

ぽとふ寺尾中での慣らし保育スケジュール

ここからは、ぽとふ寺尾中で実施している慣らし保育のスケジュールを紹介していきます。

入園前の準備

保護者との面談を行い、お子さんの家庭での様子(生活リズム、食事の状況、睡眠の状況、好きな遊び、アレルギーの有無)などを把握します。

入園後の進め方

寺尾中園の慣らし保育期間は、2週間を設けています。これは一般的な慣らし保育期間といわれています。
初日から7日までは午前のみの短時間保育。朝の会に参加してお友達と遊びます。
5日目からは給食が始まります。8日目からは午睡まで過ごして、15日目から通常保育となります。
(画像の慣らし保育スケジュールは、2021年2月のものになります。)

保護者の勤務状況など、お子さんやご家族の状況に応じて、慣らし保育のスケジュール変更は柔軟に対応いたします。

まとめ

慣らし保育は、段階的に保育期間を延ばして、無理なく園生活に慣れてもらうためのもの。
また、保護者の方の職場復帰の準備期間でもあります。

これから、来年度の保育園の入所を考えている保護者の方も多いと思います。
「離れるときに大泣きするのでは」、「給食やおやつを食べられるか心配」、「お友達と仲良く遊べるかしら」など、いろいろな不安をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
保育園には、年齢も経験もさまざまな保育士がそろっています。少しずつ保育時間を増やしていく慣らし保育を通じて、安心して職場復帰ができるように全力でサポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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