3月の伝統行事をお子さんと一緒に!「ひな祭り会」の様子【今週のぽとふ・ぽとふ海老名】
こんにちは。ぽとふ海老名・園長の黒瀬です。暖かな日差しに春の訪れを感じるこの頃。
海老名園の子どもたちは毎日元気いっぱいです!
今回は、先日行った「ひな祭り会」について紹介します。
ひな祭り会とは
ぽとふ保育園では、3月3日のひな祭りの時期に、「ひな祭り会」を開催します。
ひな祭り会では、ひな祭りにまつわるお話や、製作物の発表、歌を歌うなどして、日本の伝統行事であるひな祭りに触れます。
保育における日本の伝統行事のねらいは、伝統行事の意味を知り、親しみを持つことです。
ひな祭りも同様に、大きなねらいとしてはひな祭りについて知り、ひな人形製作やひな祭り会を通して親しみを持つことです。
ひな祭り会までの準備
ひな祭りに向けて、クラスごと、発達ごとに応じたお雛様を作りました。
0歳児:足型、シールはり
0歳児はできることが限られているので、保育士の先生と一緒に制作をしました。
スタンプで色を塗った足を台紙に押し付けて、着物の柄に。
台紙に貼る金色のテープを集中して貼っていました。
1歳児:指スタンプ、クレヨン(顔)
1歳児は指スタンプで着物の柄を、クレヨンで顔を描きました。
自分の作品作りに集中して、真剣な顔を見せてくれました。
2歳児:クレヨン(紙コップに模様)、指スタンプ、シールはり(顔)
2歳児は、紙コップに着物の模様をかいて、お顔はシールを貼りました。
指スタンプでぺたぺた着物の柄を描いていきます。
さすが2歳児さん、保育士が手伝うこともなく、自分でつくっていきます。
時折保育士に「見て見て」と作品を披露したり、おともだちのお雛さまと見比べて意識したりと、制作中に他者との関わりが生まれる場面も見受けられました。
給食もひな祭り一色!
食の観点からひな祭りを楽しめるよう、食育の一環として行事食も工夫を凝らしています。
朝のおやつは「ひなあられ」、給食は「ちらし寿司」、午後おやつは「お雛様クレープ」。
お野菜が苦手な子もいますが、いつもと違う盛り付けで、子どもたちは喜んでいました。
お雛さまクレープは、海老名の調理員さんがレシピを少しアレンジ。愛らしいお雛さまを作ってもらいました!
ひな祭り会当日の様子
先生手作りのお雛様を飾り、ひな祭り会がスタート!
まず初めに、お内裏様、お雛様、三人官女、五人囃子、そして、ひなあられの色についてもそれぞれ意味が込められているお話しを聞きました。
次に、子どもたちが理解しやすいように、大きくコピーした『絵本』を見て、お雛様の由来に触れました。
その後は、みんなが作ったお雛様を見せ合いっこ。
最後にお部屋で歌っていた「うれしいひなまつり」の歌をみんなで歌い、ひな祭り会は終了です。
女の子からは「家にもある」という声が聞こえてきました。男の子も興味津々で、先生の話を聞いています。
すべての意味はわからないかもしれませんが、日本の伝統に触れさせてあげたいという想いで、プログラムを用意しました。
「うれしいひなまつり」の歌は何度か、みんなで練習をしました。
お家に帰っても歌っている子もいたようで、みんなお気に入りの歌です。
まとめ
ひな祭りは、子どもたちの健やかな成長を願う大切な伝統行事です。
楽しい時間を過ごすことで、古くから伝わる日本の伝統行事を、子どもたちと一緒に大切にしていきたいですね。
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