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子どもの成長・発達に欠かせない午睡(お昼寝)【今週のぽとふ・伊勢原】

こんにちは。ぽとふ伊勢原・園長の斉藤です。
ぽとふ伊勢原園で3年間クラス担任を担当し、今年の4月から園長を務めています。
職員一同、常に子どもたちの気持ちに寄り添い、安心してのびのびと過ごせるように
保育をしています。

さて、今週のぽとふは子どもたちの成長・発達に欠かせない「午睡(お昼寝)」の様子をお送りします。
「食べる」、「寝る」、「排泄する」といった生活習慣は生きていくための基本。中でも睡眠はこれからの心身の発達の上で大きな役割を果しています。

ぽとふ保育園では子どもたちが安心して気持ちよく眠れるよう、さまざまな工夫をしています。
今日はその一部をご紹介。きっと、ご家庭でも役立つと思いますので、ぜひご覧ください。

子どもたちが気持ちよく午睡(お昼寝)するために

午睡は、ただ睡眠だけに視点を置くのではなく、食事や遊びといった生活全体の一部として考えています。

午睡前は子どもたちが興奮するような楽しいお話ではなく、静かなお話をよみます。
読んだ後は「おやゆびねむれ」「ふくすけさん」などのわらべ歌を歌い、手遊びをしています。

この2つの手遊びには、子守唄のようなゆったりとしたリズムと、指をさする、折る、開くなどの動きがあります。
子どもたちがリラックスでき、気持ちよく安心して布団に入れるようにしています。

年齢ごとの午睡時の様子と大切にしていること

0歳児・・・一人一人の生活リズムに合わせる

0歳児は、まだ睡眠のリズムが定まらず変化をする時期なので、眠りたいときにすぐに眠れるようにしています。
ぽとふ保育園では、SIDS(乳幼児突然死症候群)防止のため、全員ルクミーというセンサーを装着。うつ伏せや体動停止になるとアラームがなるシステムになっており、常に子どもたちの安全を守っています。また、5分おきに、子どもたちの呼吸や顔色などをチェックしています。

1歳児・・・安定したリズムができるようにしていく

1歳児は、睡眠の回数が減り、決まった時間に寝るリズムができてきます。ただし個人差があるので、子どもたちの成長のサインに目を向けて、それぞれのペースに合わせ、慌てずゆっくり見守っています。10分おきに呼吸、顔色などをチェックしています。

2歳児・・・お昼寝のリズムが確立

睡眠リズムが整い、「たくさん遊んで疲れたから寝る」ということも、理解しはじめ、活動している時間と寝ているときのメリハリがついてきます。
自我が芽生える時期なので、たくさん寝る子、寝たがらない子などそれぞれの個性がでてきます。
寝たがらない子には無理に布団に入れるのではなく、声をかけるタイミングをみて布団へ誘っています。午睡中は15分おきに呼吸、顔色などをチェックしています。

まとめ

早く起きてしまう子には、静かに遊べるスペースを設けるといった、無理に時間に合わせるのではなく、子どもたち一人一人のペースを大切にして、安心感に包まれた環境の中で眠れるように配慮しています。
午睡中の室内は、子どもたちの顔色、胸の動きなどの様子がわかるように、暗くしすぎないように適度に明るくしています。

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