ゆきこ先生

ゆきこ先生

ぽとふ寺尾中 園長 松岡 由希子

自己紹介をお願いします。

2021年の4月から、ぽとふ寺尾中の園長を務めている松岡 由希子と申します。

3月まで社会福祉法人の保育園で、25年間勤務しており、8年間主任を務めていました。
小規模や企業型の保育園が増えている中、「乳児だけの保育ってどんな感じだろう?」と思っていました。

前職でお世話になった先輩がぽとふ保育園で勤務されていて、小規模保育やぽとふ保育園のことについてお話を伺って、さらに興味が湧いたんです。
新しい場所で、思い切ってチャレンジしてみようと思い、ぽとふ保育園へ入社しました。

保育士を目指したきっかけは?

いつもニコニコと笑顔で安心感を与えてくれた、幼稚園の先生がきっかけです。
色白できれいな方で、私にとっては白雪姫のような先生でした。すごく大好きで、憧れていたんです。

私は早生まれだったこともあり体が小さくて、お友だちと遊ぶよりも、先生の側で遊ぶことを好んだ子どもでした。
先生が焦らずにいつも見守ってくれていたからこそ、だんだんとお友だちと遊べるようになりましたね。

母親が看護師だったので、幼稚園の前後の時間は保育所にも通っていました。朝は病院の託児所に行き、日中は幼稚園で過ごして、また託児所に戻って親の迎えを待つといった1日でしたね。
幼稚園の先生ではなく、保育士を最終的に目指したのも、託児所で年下の子や赤ちゃんと触れ合う機会があり、より生活に寄り添った時間を過ごしたことが大きいかもしれません。
幼稚園から戻ると「おかえり」と出迎えてくれて、ぽとふ保育園のような家庭的な雰囲気がありましたね。

子どもたちと関わるときに大切にしていることは?

やはり笑顔ですね!
特に乳児は未発達で、自分1人ではなにもできないし、言葉を話せないので、顔の表情や声が一番のコミュニケーションだと思っています。
乳児は相手の表情を読み取る力があるなと、日々の保育で実感します。言葉で気持ちを表現できないからこそ、こちらが笑うと笑顔で返してくれるんです。

笑顔を通して、子どもに安心感を抱いてもらえたらいいなと思います。私が幼稚園児の頃に先生に抱いた安心感を、子どもたちに与えたいです。

保育に限らず人と接する上で、思いやりや感謝をする気持ちも大切にしています。
25年間社会福祉の保育園で仕事をしたときは、本当にたくさんの人に支えてもらって、ありがたい気持ちでいっぱいでした。
私1人ではできなかったことも、たくさんの人が関わってくれたことによって、ここまで来ることができたので、この感謝の気持ちは忘れないようにしたいと思っています。

子どもたちや保護者の方、先生たちにも、さまざまな人たちとの出会いに感謝しながら、これからも頑張っていきたいですね。

ぽとふ寺尾中はどんなところですか?

園の近くには風車公園や子ノ神公園など大きな公園があり、遊ぶ場所に恵まれています。
商店街の中に園があるからか、地域の方が毎日声をかけてくださるんです。
「元気?」や「どこに行くの?」と、皆さんいろいろと気にかけてくださって、地域の方から見守られていて、すごく大切にされているなと感じますね。

ぽとふ保育園の給食がとってもおいしくて、毎日の楽しみにしています!
子どもたちも楽しみにしているのか、「今日はハンバーグなんだよ」と献立を教えてもらうことも多いんです(笑)
調理の先生が子どもたちの栄養バランスや、食育について献立に力を入れてくださっていて、ありがたいなと思いますね。
子どもたちと一緒に給食を楽しみに過ごして幸せを感じますし、ぽとふ保育園の魅力のひとつだと思います。

ぽとふ寺尾中の先生たちは、子どもたちに対して笑顔で、いつも楽しそうに遊んでいます。
私がわからなくて困っていることがあると、声をかけて助けてくださって、今まで助け合いながら保育をされてきたんだなと実感しますね。
本当に良い方たちばかりで、毎日助かっています。

調理の先生たちも、おいしい給食を提供してくださるだけでなく、具材の大きさや食事の様子など子どもたちのことを、いつも気にかけてくださっています。
調理以外でも子どもたちの様子を見に、声をかけてくれることもあり、子どもたちと触れ合う光景がとても微笑ましいんです。

ワンフロアの中で、職員全員が助け合って保育をしているので、本当に素敵な場所だなと思います。

検討中や利用中の保護者のみなさまへ、メッセージをお願いします。

年齢ごとにクラスが分かれている担任制ではありますが、アットホームで、クラス関係なく職員全員が子どもたちのことを見守っています。
職員間のコミュニケーションも活発なので、お子さんや保護者の方にも、安心していただけると思います。

「小規模保育ってどうなんだろう?」と疑問に思う方は、ぜひ一度、見学に来ていただいて、雰囲気を体感してもらいたいですね。

乳児は言葉よりも、手が出てしまうトラブルもありますが、登園時と同じ姿で保護者の方に引き渡しができるように、しっかりと注意を配っております。
月に一度の避難訓練をはじめ、子どもたちの安全面を確保できるように、日々環境を整えて保育をおこなってまいります。