まゆみ先生

まゆみ先生

ぽとふ伊勢原 保育士 石岡 真弓

自己紹介をお願いします。

ぽとふ伊勢原でパートとして保育士をしている石岡と申します。
2020年で保育士歴がちょうど10年目になります。

大学卒業後、認定こども園に6年ほど勤めていました。
ぽとふ保育園は、ぽとふ海老名の開園スタッフとして入社しました。その後、引っ越しを機にぽとふ伊勢原へ異動をしました。
2020年10月で、異動して半年ほどになります。

私はパート勤務なので、クラスの担任である先生方の補佐に入るかたちで業務をしています。
基本的には0歳児の保育に携わっていますね。

保育士を目指したきっかけは?

中学生のときに夏休みを利用して5日間、近所の保育園にボランティアに行ったことが、一番のきっかけです。
時間を忘れるくらいボランティアが楽しくて、その頃から幼稚園や保育園で働きたいと思うようになりました。

ボランティアは、大変だと感じたこともありましたが、子どもたちが「いっしょにあそぼう」と声をかけてくれたり、私の顔を覚えてくれた子どもたちが寄ってきてくれることが嬉しくて、本当に楽しかったですね。

思い返してみると、小学生くらいの頃から、近所の年下の子どもたちの面倒もよく見ていましたね。
子どもたちから「これをやってほしい」と頼られることが、子どもながらに嬉しかったと、今でも思います。

子どもたちと関わるときに大切にしていることは?

子どもたちを集団ではなく、個として、一人ひとりを見守ることを大切にしています。

子どもの姿は家庭環境や、持って生まれた性格、月齢などで本当に姿が違います。
集団なので周囲とどうしても比べてしまいがちですが、「みんなと一緒にこれができないからダメ」と言うのではなく、その子自身のペースで成長していく姿を見守っていきたいですね。

もうひとつは、子どもの言葉や行動に対して、きちんと立ち止まって受け止めてあげること。
ぽとふ伊勢原の子たちも、「ご飯を食べよう」に「やだ」、「お散歩行こう」に「いきたくない」と言うときもあります。
そういう子がいたら強引にやろうとは言わずに、なぜその子がやりたくないのかを、まず自分自身に問いかけます。
散歩に行きたくないのは、実はお部屋で遊んでいる他のクラスの子が気になるからとか、そういった原因を見逃さずに、その子の心に引っかかっているものを、時間をかけてでも一緒に解いてあげたいですね。

なんとなく口で言ってみて、大人の反応を試したいのか、俗に言う「いやいや期」のような、理由がないのに「やだ」とか「やりたくない」と言うときもありますよ。
構ってほしいんだな、というのが伝わってくる子には、「そうなんだね、いやなんだね」と言って受け止めて、見守ります。

別の理由がある子に関しては、その理由を聞いて一緒に考えます。
常にどちらになるのかを見極めていますね。

子どもは順応性が高いので、大人の言うことを聞いてしまったり、「この人は話を聞いてくれないんだ」と思うと、諦めてしまうような子もなかにはいます。
子ども自身が自己表現し、自分というものを発揮できるよう、一人ひとりを見ています。子どもたちの成長への可能性はどんどん広げてあげたいですね。

ぽとふ伊勢原はどんなところですか?

ぽとふ伊勢原の子どもたちは、個性豊かで朝から元気いっぱいです。
朝の挨拶も声が大きいので、私も子どもたちに会うと元気をもらえますね。

先生たちは、20代から60代と幅広い年代の先生がいらっしゃいます。
園によっては社員とパートで完全に業務が分けられることもあると思いますが、垣根なく先生全員が子どもたちのことを把握していると思います。
小規模保育園ならではの良さですね。

私にも子どもが2人いますが、子育て経験のある先生も多いので、保育のことや園の子どもの相談だけでなく、自分自身の子育てのことも相談にのってもらっていますよ。

検討中や利用中の保護者のみなさまへ、メッセージをお願いします。

ぽとふ保育園には小規模保育園ならではの温かくて、おうちのような雰囲気があります。
毎日子どもたちが安心安全に過ごせるような環境づくりを、先生たちで心がけています。

子どものための保育園ということが前提ですが、子どもだけではなく、保護者の方々もサポートできる環境でありたいです。
私自身も日々感じていることですが、子育ては楽しいことばかりではなく、時には息詰まることも。

朝と帰りの送迎時や園の行事、連絡ノートなど保護者の方と繋がることができるツールを活かして、コミュニケーションを取ることができるようにしています。
なかには人と話すことが苦手な方もいますから、そのあたりの距離感を保ちながら、保護者の方と繋がり、ぽとふ保育園に来ている子どものことを理解して、一緒に育てていくことができたらいいなと考えています。